IMG_7899



※画像と動画は公式からの引用です。



■ビータ満足度
C






■感想


クリアしたので感想を書いてみたいと思います。






■面白かったですか?


システムのクセはなかなか強いし、細かい気になる点はたくさんあるし、世の中の評価もなかなか厳しいし、タイトルも長いし、ちょくちょくドラクエをリスペクト(パクッてる)部分もあるし、他にも色々言いたいことあるけど…




面白かったです。







■購入金額

破壊の100円でした。



定価は5000円くらいでしたが、なぜか謎セールで100円でした。







■クリア時間


ネットで約21時間くらいって書いてましたが、私は55時間もかかりました。




期間にして約2週間でした。




なかなかのボリューミーな作品でしたね。



定価で購入しても、満足できるボリュームではあると思いました。






■キャラデザ


可愛いデザインで好みだったので良かったです。



ボスも迫力のあるデザインで敵ながらカッコいいデザインで良かったです。






■難易度


結構、難しめでした。



システムを理解せずゴリ押ししにくいゲームでした。




オート戦闘でひたすら楽ちんに進めてたら、必ずやられる敵が出てきたので、




『あれ?何回やってもゴリ押しできないぞ!?』



と、しぶしぶマニュアル戦闘に切り替えて、よく見てみると、物理攻撃がほとんど効かない敵がいたり、こちらの攻撃力の命中率が5%とかになっていたので、





『あ、これしっかり敵のパターンに対して、しっかり対応を変えていかないと、勝てないやつやん…。』



と途中で気付きました。




しっかり傾向と対策が出来る人は、そこまで激ムズなゲームではないですが、




テスト勉強でひたすら最初のページから勉強していく脳筋タイプだと、苦戦すること必死でした。




私は攻略サイトで攻略法をカンニングすることによって、無事対策できました。




しっかり思考を練りまくるのが楽しめる方は、楽しいゲームだと思います。





最近プレイした、同ジャンルの『両手いっぱいに芋の花を』よりは、難しくないと感じました。






■そこまで激ムズではなかった理由



このゲーム、死にまくりますが、ペナルティもないし、



職業やスキルポイントの振り分けがいつでも自由に変更出来るのが、とても良かったです。




『両手いっぱいに芋の花を』は、スキルポイントの振り直しが効かなかったりして、かなり苦しかったですが、その点快適なのは良かったです。






■細かい気になった点



1人称視点3DダンジョンRPGとしては、マップも広く、なかなかクオリティが高いゲームでしたが、




色々システム面や操作部分で、どうしても目立ってしまう点が多々見られました。







■強制評価Sランク縛りプレイ



このゲーム。



ボスを倒したときに評価ランクが表示されます。



その時の評価が高いほど、次のステージで強い武器や防具が出てくるようになります。




このゲームのボスも決して弱くはないので、もしこのまま低い評価ランクのまま進んで、武器・防具が弱くて、詰んでしまったらどうしよう…。



と脳裏に浮かんできてしまうのです。




しかも、一回先に進むとやり直しがきかない徹底っぷり。




自ずと、ボスを苦労して倒したにも関わらず、やり直しでボスを復活させて、ランクSが出るまでやらざるを得なくなるのです。





強制的にというか心理的に自ら自分を強制させてしまうという恐ろしさを味わったゲームでした。




他人の評価を全く気にしないエンジョイゲーマーの私も、気付けば全ステージSランクをとるまでやらされていましたね。




加えてレベル縛りについても意味が分かりませんでした。






■強制レベル縛りプレイ


ボス討伐評価の基準となる1つが、レベル縛り要素。



レベル上げまくって余裕でボスをいたぶるのが趣味の私にとって、




『なぜ一旦上がったレベルをなぜ下げさせる??』


という疑問しか湧いてこなかったです。




事前にレベル縛りシステムを知っていて、且つ激安セールで購入したため、何とか耐えられましたが、




フルプライスで何も知らずに購入された方の気持ちを考えると、かなり戸惑いを感じていたたまれなかっただろうなぁと心中を察しました。






■良かったところも色々あったよ



色々大きな不満や、小さな不満もゴロゴロありますが、良い点もたくさんあるため、




クソゲーではなく、純粋におこるにおこれないゲームでした。



・キャラデザがいい点


・BGMも何気によい点


・豚のチュッケが食材になる点



・マップを埋めていく楽しさ



・一度踏破したマップは、オートで移動させることが出来る快適さ



・戦闘もオートで出来、楽ちんでババババっ!とザコ敵を瞬殺していく気持ちよさ



・毎回敵を倒すと出てくる大量の宝箱、アイテム、武器



・強制縛りプレイ後に得られるカタルシス




などなど、非常に快適に作られてる部分もあるので、惜しい作品だなーと思いました。







■気になる細かい不満点


・大量のアイテムの管理が非常にやりにくかった点


アイテムソート機能もないし、どれが強い武器なのか、どれを売ればいいのか?



などなど、快適さをそこねる部分があったのは非常に残念でした。




・全クリア後にやり込み要素ほとんどないのに、条件を満たすと、レベル上限縛りが解放される点。







ほかにも細かい不満点があった気もしましたが、実際思い出そうとすると、意外と出てこないため、



もしかすると意外と良作なのかも!



とクリア後は思ってしまう作品でした。




やはりゲームは自由にやりたいのに、自動強制縛りが目立つ作品でしたね。




そこさえなければ、一気に評価される作品になり得たと思うので、惜しいなーと思いました。





個人的には、普段あまりやらないジャンルで定価では買わないゲームを、100円で遊べたので、満足です!